
パナソニックのドアホンVL-SWD505KFってどんな使い勝手なの?
こんな方のために
ドアホンVL-SWD505KFを4年間使用した感想・レビュー
を紹介します。



結論。
スマホへの通知は若干遅延がありますが、見やすさ・操作性・防犯性・利便性すべてにおいて満足していて、この機種を選んで良かったです。
私がVL-SWD505KFを選んだ理由


出典:パナソニック公式サイト
私がVL-SWD505KFを選んだ一番の理由は、外出先でも来訪者がわかるスマホ連携機能を備えた機種の中では比較的価格が手頃だったからです。
また、親機のモニターが約5型ワイドで見やすそうだったことも大きなポイント。
子どもでも操作がしやすく、誰にとっても安心して使えると感じました。
さらに、ワイヤレス子機が付属している点も魅力でした。
2階に設置しておけば、わざわざ階段を下りなくても来訪者対応ができるので、日常的にとても便利になるかなと。


出典:パナソニック公式サイト
将来を考えると、子どもが小学生になったときに「みまもりリモコン(別売)」を持たせれば、帰宅時に親のスマホへ通知が届くようになり、安心して見守れるだろうと考えています。
そして、我が家の玄関ドアは電気錠を採用しているため、VL-SWD505KFなら外出先からスマホで施錠状態を確認できるのもポイントでした。
さらに、スマホから鍵の開閉も可能なので、もし子どもが鍵を忘れて出かけても、外出先から操作してあげられるのは大きなメリットだと思いました。


VL-SWD505KFを使ってみたレビュー(メリット)
ここからは実際に使ってみて良かった点をレビューしていきます。
スマホ連携で外出先でも誰が来たのかわかる


VL-SWD505KFは、自宅にWi-Fi環境があればスマホと連携して使うことができます。
外出先からでも来訪者の映像を確認したり、そのまま通話することができるので、留守中でも安心です。


また、もしスマホで応対できなかったとしても、録画機能で後から来訪者を確認できるのも大きなポイント。
「誰が来たのか」がわかるだけでも、防犯や見守りの面で安心感がぐっと高まります。
こんな使い方で役立ちます
- 高齢の両親の来訪者を確認できる
高齢の両親が暮らす実家にVL-SWD505KFを設置しておくと自分のスマホで誰が訪ねてきたかを確認できて安心。 - 子どもの留守番を見守れる
共働きで子どもが留守番しているときも、来訪者の様子をスマホから確認できるので心配が減ります。
来訪者の様子を動画で録画できる
仕様 | VL-SWD505KF![]() ![]() | |
---|---|---|
親機 本体 メモリ | 録画 機能 | ◯ (動画) |
録画 件数 | 100件 | |
SD カード | 録画 (動画) | ◯ (動画) |
録画 件数 (動画) | 2GB:400件 4GB:400件 8GB:1300件 16GB以上:3000件 (録画件数の上限) |
VL-SWD505KFは来訪者の様子を録画できる機能がついています。
動画(映像と音声)で録画できるので防犯面でも安心できます。
録画時間(親機・SDカード共通)
状態 | 1件あたりの記録内容 |
---|---|
着信時 または モニター時 | 録画:最大約30秒の動画 |
通話時 | 録画:最大約120秒の動画 |
動画で録画できることのメリット
- 来訪者の様子を映像と音声で丸ごと残せるため、防犯性が高い
- 高齢者や子どもだけが在宅の時でも、後から家族が確認できて安心



知らない人が玄関先で何をしていたか動画で確認できるので安心することができています



動画で確認できるのは何かあったときに、心強いね!


\ SDカードで保存件数を増やそう! /


大画面で見やすい5型モニター


※1 電源コードを外すと電源直結式になる
VL-SWD505KFは約5型ワイドモニターを搭載しているため、玄関先の来訪者の様子を大きく、はっきりと確認できます。
顔だけでなく周囲の状況も見やすいので、防犯面でも安心感が高まります。


また、不在時に来訪者があった場合でも安心です。
親機モニターの下部にある「お知らせランプ」が青く点灯するため、帰宅後にすぐ「誰か来た」と気づけます。
通知が視覚的にわかるので、音に気づかなかった場合でも安心。
録画機能とあわせて活用すれば、「誰が来たのか」を確実に確認できるのも大きなメリットです。
タッチパネルで直感的に操作できる


操作はタッチパネル式を採用しており、画面を押すだけの直感的な操作が可能です。
録画の再生や子機の呼び出し、ビデオ通話、各種設定の際に活躍します。
画面を直接タッチして操作できるので、複雑なメニューもスムーズに扱えます。
必要なときにサッと呼び出せる直感的なUIは、機械が苦手な方でも安心です。
ワイヤレス子機で家中どこでも対応できる


出典:パナソニック公式サイト
VL-SWD505KF![]() ![]() | |
---|---|
ワイヤレス子機 | VL-WD618 |
用途 | ドアホン/電話両用※2 |
画面表示 | 約2.4型カラー |
ドアホン通話 | 約2時間 |
外線通話 | 約5時間 |
待ち受け時間 | 約80時間 |
充電時間 | 約10時間 |
外形寸法 [mm] | 高さ173 幅52 奥行30 |
質量 | 約165g |
※2 パナソニック製のDECT準拠方式の電話機・ファックス(別売)に登録が必要
VL-SWD505KFはワイヤレス子機が付属しているので、リビングや寝室、2階など家中どこにいても来訪者対応ができます。



親機まで移動しなくても、手元の子機でそのまま通話できるのはすごく便利です
付属のワイヤレスモニター子機(VL-WD618)があると
- 寝室や居間にいながら座ったままでも来訪者と通話ができるので、立ち上がる必要がない
- いろんな部屋やベランダで洗濯物を干していても来訪者対応できる
- この子機1台で来訪者と電話対応ができるので、迷うことがない
と便利です。



ソファのところに置いてたら座ったまま来客対応できるのか!



立ち上がるのがおっくうな高齢者や2階建てにお住まいの方にオススメです
ボタンひとつで簡単対応


操作もとてもシンプルで、通話ボタンを押すだけ。



来客時には通話ボタンが青く点滅して、わかりやすいです
複雑な操作が不要なので、高齢の方でも直感的に使えます。
宅配便や急な来客にも、慌てることなくスムーズに対応できます。
横画面表示でさらに見やすい




ワイヤレス子機は、縦向きから横向きに切り替えると画面も自動で横表示になります。
横画面にすることで、より広い範囲を確認できるのも安心ポイント。
玄関前の様子をしっかり確認できるので、防犯面でも安心感が高まります。
\ 最大6台まで接続できます /


広角レンズでしっかり確認できる安心感


出典:パナソニック公式サイト


VL-SWD505KFの玄関子機には広角レンズが搭載されています。
一般的な標準レンズよりも上下左右の視野が広いため、来訪者の顔だけでなく全身や玄関周囲の様子まで映せるのが大きな特徴です。
玄関の死角が減ることで、不審な来訪者の確認にも役立ちます。


さらに、夜間でもカラー映像で来訪者を映し出せるので、防犯面でも安心できます。
暗い時間帯でも人物や服装、持ち物まで確認しやすく、安心して対応できるのは大きなメリットです。


ビデオ通話で連絡がとれる


出典:パナソニック公式サイト
何気に便利なのがこのビデオ通話機能。
在宅中の妻に急ぎで相談したいのに、LINEを送っても返事がない。
電話をかけても出ない。
そんなときに役立っているのが、スマホからドアホン親機とつながるビデオ通話機能です。
スマホはマナーモードにしていることが多く通知に気づかないのですが、この機能なら一発で呼び出せるので確実に連絡がとれます。



急ぎのときには本当に重宝しています
親機からスマホへの連絡も直感操作で簡単




VL-SWD505KFの親機はタッチパネル式なので、スマホに連絡するときも画面を押すだけの直感操作で簡単に使えます。
さらに、登録した相手には名前やイラスト画像(写真も設定可)が表示されるため、小さな子どもでもわかりやすく操作できるのが魅力です。



家族全員にやさしい設計になっています
また、親機のカメラはオン・オフを切り替え可能。
リビングで会話中は映像をオフにしたり、子どもの様子を映したいときはオンにするなど、状況に合わせた使い分けができます。
プライバシーを守りつつ安心して活用できるのもポイントです。
スマホから親機へのビデオ通話も簡単


スマホから親機にビデオ通話する場合も操作はシンプル。
アプリを開いてタップするだけでつながるので、迷わず使える仕様になっています。
外出中でも家族と顔を見ながら会話できるのは、大きな安心につながります。


(電気錠のみ)外出先でも家の鍵の状態がわかって便利


VL-SWD505KFは、玄関ドアが電気錠に対応していればスマホと連携して使うことができます。
外出先からでも、スマホで鍵の施錠状態を確認したり、遠隔で開閉操作ができるのは大きな便利ポイントです。
「鍵閉めたかな?」の不安を解消


出かけた後にふと「家の鍵、ちゃんと閉めたっけ?」と不安になることはありませんか?
このドアホンを使えば、そんな心配をスマホでサッと確認できます。
わざわざ引き返す必要がなくなるので、日常の小さなストレスが解消されるのも大きなメリットです。



鍵の解錠はドアホンが着信したときだけできるので、誤操作で解錠することはありません
親機やワイヤレス子機でも鍵の確認ができる


VL-SWD505KFは、親機やワイヤレス子機から家の鍵の状態を確認できるのも大きな魅力です。
親機の画面下には「戸締り確認ランプ」が搭載されており、もし玄関の鍵が開いたままなら赤色に点灯します。


親機からは、そのまま玄関ドアの施錠操作を行うことができます。
リビングで過ごしているときに「鍵がかかっていない」と気づいたら、わざわざ玄関まで行かずに操作できるのはとても便利です。


さらに、ワイヤレス子機からも施錠状態の確認や鍵の施錠・解錠が可能です。
2階や寝室にいても手元で操作できるため、就寝前の確認や、子どもに「玄関閉めてきた?」と声をかける必要がなくなります。


VL-SWD505KFを使ってみて気になった点


便利な機能が多いVL-SWD505KFですが、実際に使ってみて気になる部分もありました。
スマホ応答は遅延が気になる
VL-SWD505KFの大きな魅力であるスマホ対応機能ですが、実際には若干の遅延が発生します。
Wi-Fi使用時の状況
▼ 私の使用環境(Wi-Fi使用時)
光回線(1GB)—無線LAN(Wi-Fi 5)—ドアホンVL-SWD505KF—スマホiPhone16
▼ 動作の流れ
親機で音が鳴る ➔ 約1秒後にワイヤレス子機の音が鳴る ➔ 2~3秒後にスマホの音が鳴る(更にアプリの読み込みに数秒かかる)
モバイル回線使用時の状況
▼ 私の使用環境(モバイル回線使用時)
光回線(1GB)—無線LAN(Wi-Fi 5)—ドアホンVL-SWD505KF
楽天モバイル—スマホiPhone16
▼ 動作の流れ
親機で音が鳴る ➔ 約1秒後にワイヤレス子機の音が鳴る ➔ 3~4秒後にスマホの音が鳴る(更にアプリの読み込みに数秒かかる)
親機やワイヤレス子機と比べると、スマホへの通知はどうしてもワンテンポ遅れる印象です。
そのため、在宅時には親機やワイヤレス子機で来訪者対応するようにしています。
その方がスムーズに応答でき、来訪者を待たせることもありません。
また、外出先でスマホから来訪者対応を試したところ、人によっては応答する頃にはすでに玄関を離れてしまっていたこともありました。
こうした点から、私は外出時には「来客に応答する」というよりも、誰が来たのかを映像で確認する用途としてスマホ連携を活用しています。
訪問の履歴がわかるだけでも、防犯や安心感につながると感じています。


VL-SWD505KFがオススメな人


VL-SWD505KFはこんな方にオススメです。
スマホ対応ドアホンをコスパよく導入したい人
VL-SWD505KFは、スマホと連携できる機種の中では価格がお手頃です。
「安価にスマホ対応ドアホンを試してみたい」という方にぴったりです。
高齢の親宅の見守りや防犯を強化したい人
高齢の親が住む実家にVL-SWD505KFを設置しておけば、あなたのスマホで来訪者を確認できるので安心です。
また、広角レンズで全身を映せるうえに動画での録画機能もあるため、訪問営業や詐欺対策としても役立ちます。
新築で玄関ドアを電気錠にしようと考えている人
VL-SWD505KFは電気錠と連携可能。
外出先からスマホで施錠状態を確認したり、鍵の開閉ができます。
新築を検討中の方にとっては、防犯性と利便性を高める選択肢のひとつになるでしょう。
また、施主支給で工務店に取り付けてもらえばコストを抑えられる可能性もあります。


よくある質問(FAQ)


- 自分の家のドアホンを自分で交換できますか?
-
今、使っているドアホンが電源コード式や乾電池式のドアホンであれば、ご自身で交換できます。
ただし、電源直結型(壁の中の配線から電源をとるタイプ)を使っている場合は電気工事業者に依頼しましょう。
- 賃貸住宅でもドアホンの交換をしてもいいの?
-
基本的にはNGです。
賃貸物件では勝手に交換してはいけません。
不具合や交換の希望がある場合は必ず管理会社か大家さんに連絡・相談してください。
- 自宅のドアホンがどの電源タイプか調べる方法は?
-
親機(室内モニター)の電源まわりを確認しましょう。
- コードがコンセントに刺さっている
➔ 電源コード式(自分で交換可) - 今までに乾電池を交換したことがある
➔ 乾電池式(自分で交換可) - コードが見えない または 電池を替えたことがない
➔ 電源直結型(電気工事業者へ依頼)
- コードがコンセントに刺さっている
- 工事を業者に頼むといくらぐらいかかる?
-
一般的な取り付け工事で7,000円〜20,000円程度が相場です。
配線が複雑な場合や、壁に穴を開ける作業などが発生する場合は2万円以上かかることもあります。
今、使っているドアホンが電源直結型の場合は電気工事業者へ交換作業を依頼しよう



どの電気工事業者へ相談したらいいのか、わからないんだけど?



そんな方は【電気工事110番】
東証上場企業が運営が運営している地域の優良な電気工事業者を紹介するサービスです。
全国に対応、見積り無料だから、まずは相談だけでもOK。
ドアホンを自分で購入し、【電気工事110番】
✔ 年間60,000件以上も対応実績あり
✔ インターホン6,600円〜
【電気工事110番】
まとめ:安心と便利を両立したドアホン「VL-SWD505KF」


パナソニックのVL-SWD505KFは、スマホ連携で外出先から来客確認や応答ができる便利さと、広角レンズ・録画機能による防犯性を兼ね備えたバランスのよいドアホンです。
親機は5型ワイドモニターで見やすく、操作はタッチパネルで直感的。
さらに、ワイヤレス子機や電気錠との連携にも対応しており、家中どこにいても安心して来客や鍵の管理ができるのが大きな魅力です。
一方で、スマホ応答には若干の遅延があるため、在宅時のメイン利用は親機やワイヤレス子機が安心。
スマホ連携は「外出先で来訪者を確認する用途」として割り切って使うと、より快適に活用できます。
「コスパよくスマホ対応ドアホンを導入したい方」
「高齢の親宅の見守りや防犯を強化したい方」
「新築で電気錠とあわせて便利に使いたい方」
こうしたニーズを持つ方には、VL-SWD505KFは非常におすすめできるモデルです。
日常の小さな不安を解消し、家族の安心を支える一台になるでしょう。


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