
メルテックのMP-220とMP-230ってどこが違うの?
性能や機能の違いが知りたい!
こんな方のために
「性能」と「機能」
を比較しながら
MP-220とMP-230の違いを紹介していきます。



大きな違いは充電できるバッテリー電圧が
「12V」か「12Vまたは24V」かです


結論
普通車だけ充電する人は自動で充電してくれるMP-220がオススメ。
バッテリー電圧24Vの農機具やトラックの充電をする人はMP-230にしよう。
\ 普通車の充電だけならMP-220で十分! /
\ バッテリー電圧24Vを充電するならMP-230がいいです /


MP-220とMP-230の性能面を比較する!


MP-220とMP-230の性能面を比較していきます。
性能を比較


大きな違いは
充電できるバッテリー電圧が
「DC12V(MP-220)」か
「DC12VまたはDC24V(MP-230)」か
です。
みなさんが乗っている軽自動車やミニバンはDC12Vのバッテリーを使っているので、
機能的にはMP-220があれば十分です。



普通車しか充電しないのでMP-220にします
\ 普通車の充電だけならMP-220にしよう /
DC24Vのバッテリーを使っているトラックや農機具を使っている人はMP-230しかDC24Vに対応していません。
バッテリーを車に接続したままDC24Vのバッテリーに充電したい人はMP-230を選ぶようにしましょう。
DC24Vのバッテリーは通常、DC12Vのバッテリーを2個使っています。
12V+12V=24V
車からバッテリーを取り外し、DC12Vのバッテリー単体に充電する場合ならMP-220でも充電ができます。
しかし、取り外す手間や1個ずつ充電するので充電時間がかかるというデメリットがあります。
\ バッテリー電圧24Vを充電するならコレ! /


充電にかかる時間を比較
(Ah) | バッテリー容量適合車 | 充電時間(電流選択値) | ||
---|---|---|---|---|
MP-220 (DC12V) | MP-230 | |||
DC12V | DC24V | |||
10 | オート バイ | 約4時間 (2A) | 約4時間 (2A) | – |
21 | 軽自動車 | 約7.5時間 (2A) | – | – |
28 | 軽自動車 | – | 約9時間 (2A) | – |
30 | 軽自動車 | 約9.5時間 (2A) | – | – |
48 | 普通車 | – | 約5時間 (8A) | – |
52 | 普通車 | 約4.5時間 (10A) | – | – |
64 | 普通車 | 約5.5時間 (10A) | 約6時間 (8A) | – |
120 | トラック | – | 約7時間 (12A) | 約7時間 (12A) |
140 | トラック | 約7時間 (15A) | – | – |
176 | トラック | – | 約6時間 (25A) | 約10時間 (12A) |
※出典:メルテック取扱説明書
※「-」表示は取扱説明書に記載がない項目
※ 記載時間はあくまで目安。実際とは異なる場合があります。
普通車で比較するとMP-220の方が早く充電が終わります。
これはMP-220の方が普通車への電流供給能力が高いためです。
MP-220とMP-230の機能面を比較する!


機能を比較
続いて機能面の比較をしていきます。
MP-220![]() ![]() | MP-230![]() ![]() | |
---|---|---|
自動充電機能 | ◯ | ✗ |
パルス充電機能 | ◯ | ◯ |
維持充電機能 | ◯ | ◯ |
逆接続保護機能 | ◯ | ◯ |
バッテリー不良 (電圧確認)検出 | ◯ | ◯ |
高温検出 | ◯ | ◯ |
タイムオーバー | ◯ | ◯ |
短絡検出 | ◯ | ◯ |
AGM充電機能 | ◯ | ◯ |
ISS車充電機能 | ◯ | ◯ |
WINTERモード | ◯※1 | ✗ |
セルスタート 補助機能 | ✗ | ◯ |
液晶表示 | ◯ | ◯ |
※1 AGM充電モードおよびISS車充電モードではWINTERモードは使用できない。
機能面での違いは
搭載している機能が
「WINTERモード(MP-220)」か
「セルスタート補助(MP-230)」か
です。
MP-220はWINTERモードを搭載
10℃以下の環境でも効率的に充電することができます。
\ WINTERモードを搭載! /
MP-230はセルスタート補助機能を搭載
あがりかけたバッテリーでのエンジン始動時に不足分を充電器で補助することでエンジンをかけることができます。
ただし、コンセントから電源をとる必要があるので、外出先等では使えないでしょう。
\ セルスタート補助機能を搭載! /


操作ボタンの数を比較
操作ボタンの数をみていきましょう。
操作ボタンの数は5個で同じですが、ボタン内容に違いがあります。
- MP-220 ➔ WINTERモードボタン
- MP-230 ➔ セルスタート補助ボタン
それぞれの機能に対応したボタンが違います。
充電までの手順を比較
大きな違いは電流選択が「AUTO」か「手動」か
手順の大きな違いは
充電電流を
「AUTO(MP-220)」でできるか
「手動(MP-230)」で選ぶ必要があるか
です。
MP-220は電流選択モードを「AUTO」にしていればバッテリー容量に適した電流で充電してくれます。



毎回、バッテリーに適した電流を確認しなくてよいので、バイクや車だけを充電する人はMP-220がオススメ!
MP-230は「手動」でバッテリー容量に適した電流(2A・8A・12A・25A)を選択する必要があります。



充電に不慣れな方は少し戸惑うかもしれません。
MP-220の充電までの手順数
※一般的な鉛バッテリーを充電する場合。
- 赤プラグをバッテリーの赤端子につなぐ
- 黒プラグをバッテリーの黒端子につなぐ
- MP-220をコンセントに差し込む
- 液晶表示が「AUTO」と「STANDARD」になっていることを確認する
※「AUTO」になっていない場合は「AUTO」になるまで「電流選択ボタン」を押す
※「STANDARD」になっていない場合は「バッテリー選択ボタン」を「STANDARD」になるまで押す - 約30秒経過または「STARTボタン」を押すと充電開始
MP-230の充電までの手順数(DC12Vバッテリーの場合)
※一般的な鉛バッテリーを充電する場合。
- 赤プラグをバッテリーの赤端子につなぐ
- 黒プラグをバッテリーの黒端子につなぐ
- MP-230をコンセントに差し込む
- 液晶表示に車のバッテリー電圧(12V)が表示される
- 電流選択ボタンにてバッテリー容量に合わせた電流を選択する
(2A→8A→12A→25A→2A→以降繰り返し) - 液晶表示が「STANDARD」になっていることを確認する
※「STANDARD」になっていない場合は「バッテリー選択ボタン」を「STANDARD」になるまで押す - 約30秒経過または「STARTボタン」を押すと充電開始
まとめ




今回はMP-220とMP-230の性能と機能を比較しました。
バイクや普通車だけを充電する人は
MP-220がオススメ!
➔ バッテリーに適した電流で充電してくれる
➔ WINTERモードを搭載していて10℃以下の環境でも効率的に充電することができる
\ 普通車の充電だけならコレ! /
DC24Vのバッテリーを充電する人は
MP-230にしよう!
➔ 車にDC24Vのバッテリーを搭載したまま充電できる
\ バッテリー電圧24Vを充電するならコレ! /





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